天候不順対策

2009/08/04

エルニーニョの影響か、各地で天候不順が続いております。

気象庁の81日〜831までの1か月予報 によると、

天気は北日本から西日本にかけて平年に比べ晴れの日が少ないでしょう。沖縄 · 奄美で平年と同様に晴れの日が多いでしょう。

向こう1か月の平均気温は沖縄 · 奄美で高い確率70%、北日本で平年並みまたは低い確率ともに40%です。日照時間は、北日本と東日本、西日本で平年並みまたは少ない確立ともに40%です。

と発表されており、平年よりも天候が悪い可能性があるようです。

ここ最近、弊社「アグリボ相談室」に寄せられるご相談も、天候不順による生育不良の改善や対策が多くなっております。週刊天気予報などをこまめにチェックし対策を練るように心掛けてください。

■ 対策
  • ① 日照不足 · 長雨は、病気の発生を助長しますので、殺菌剤での防除を徹底してください。
  • ② ハウス栽培の場合は、ハウス内が過湿にならないように換気を心がける事と、下葉などの古い葉を取るようにしてください。古い葉は、病気の発生要因になります。
  • ③ 曇天が続くと予想される場合は、「アグリボ3」の3,000倍希釈液を葉面散布してください。

    ※ 「アグリボEX」でも代用可能 ですが、日照不足時の効果は「アグリボ3」よりも若干劣ります。

  • ④ 曇天後の晴天は、作物がしおれる可能性が高いので要注意です !
    「アグリボ3」と同様に「ヤワラ」の1,000倍希釈液を葉面散布してください。

    ※「アグリボ3」と「アグリボEX」との混用は可能です。

  • ⑤ 大雨などにより、畑 · ハウス内が冠水した際の対策につきましては、コチラを参考にしてください

    ※ 天候不順が落ち着いたら、「アグリボEX」の1,000倍液を710日おきに散布してください。
    天候不順により葉に蓄積された 未消化チッ素 (硝酸態窒素) の同化を促進します

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