アグリボEX“高い安全性”

Natural Plant Activator “AGREVO EX”

アグリボEXの開発コンセプトのひとつに「高い安全性」というのがあります。

しかし安全性という概念を考えたときに、それはあまりにも漠然としていて、ある種捉えどころのないものでした。

一体、何をして「高い安全性」といえるのか?

安全性ってなんだろう?

「安全性」という概念は曖昧なもので、見方によって変化します。

たとえば、「車の安全性」に絞って考えてみても、

  1. ① 機関の故障が少なく、使用者が安心して使えるという意味での “安全性”
  2. ② 事故に遭ったときに、乗員が怪我をする危険性が低いという意味での “安全性”
  3. ③ 人を撥ねてしまったときに、被害者の怪我の程度が低く抑えられるという意味での “安全性”
  4. ④ 排気ガス中に含まれる有害物質が少なく、環境にやさしいという意味での “安全性”

というような、さまざまな見方ができるかと思います。

しかし、それらの内ひとつでも欠けると「安全性」に対して配慮しているといえるのでしょうか?

アグリボEXの「安全性」について考える

まず初めに、私たちはアグリボEXの「安全性」を2つに分けて考えました。

■ 使用前の安全性

おもに容器、包装を含んだ製品の物理的安全性(爆発・破裂・漏洩・変形・変化・劣化等)を指します。その安全性を試作段階から繰り返し実験を行い確認しました。

その結果、
発売から数年経過した現在、ほとんど問題は発生しておらず安全であるといえるでしょう。

■ 使用時および使用後の安全性

おもに内容物に由来する安全性です。

これについては、使用者、生産物の消費者の皆様にとって特に重要な「安全性」だと思います。

アグリボEXは食品で出来ている

使用時および使用後の「安全性」については、さらに3つに分けて考えました。

  1. ① 効果および薬害(肥料の場合は植害)に関するもの(周辺の作物や植物、後作物なども含む)
  2. ② 毒性に関するもの(使用者、動物、昆虫、ミジンコ、微生物など)
  3. ③ 残留性に関するもの(農作物や土壌、水質などの周辺環境)

私たちは、アグリボEXに使用するすべての原材料を「食品」とすることで、これらの「安全性」を確保し、皆様が “安心して使用できる資材” になるのではないか、またそれが “使用者あるいは消費者の皆様にとって、わかりやすい形態なのではないか” と考えました。

その考えを追及した結果誕生したのが、原材料のすべてに「食品」あるい「食品添加物」として認可されているもの を使用した抵抗性誘導剤「アグリボEX」なのです。

アグリボEXの「安全性」

① 効果および薬害(肥料の場合は植害)に関するもの

薬害(植害)とは、農薬や肥料により直接あるいは間接的に作物(植物)に生じた害のことで、健全に生育するのを手助けするために施されるはずの農薬や肥料が、逆に負の影響を与えてしまう現象を指します。

アグリボEXは、試作段階から入念に試験を行なっていますので、通常の環境下で正常に育っている作物(植物)に対しては問題はありません。

※ 植物の反応を促して効果を発現させる “抵抗性誘導剤” として設計されているので、極端な高濃度処理を行なうと、植物によっては萎れや落葉、ひどいときには枯死することがあるので注意が必要です。

② 毒性に関するもの

“毒” は、一般的に「微量で致命的な問題を起こす物質」と認識されていますが、正確には「生物の生命活動にとって不都合を起こす物質」の総称です。毒性学では、多い少ないはあるにせよ「ほとんどすべての物質が毒性を持っている」というのが基本的な考え方です。

たとえば、塩は動物が生命活動を営む上で必要不可欠な化合物です。

しかし、急激に大量に摂取すると危険であることは良く知られており、「マウスを用いた急性経口毒性試験」での “LD50*1 は、3,000mg/Kg” という結果からみても、毒性を持っているということが解ります。

このように、毒性を持っていても人間や環境に必要または有益になるような化合物は多数ありますが、毒物や劇物といって分けられるような毒性の高い化合物も存在します。

ですから、食品添加物は私たちが安心して口にできるように、数種類の毒性試験で科学的に安全性が確認されたものだけが認可されます。

アグリボEXは、そういった科学的に安全性が確認された、または経験的かつ常識的に安全性が高い原料のみで作られたことにより、人間にとって 毒性の高い物質は含まれておりません。

これについては、第三者機関で原液を使用して行なった「マウスを用いた急性経口毒性試験」で、“LD50*1 20mL/Kg以上” という結果*2、また魚毒性試験として行なわれた「コイに対する急性毒性スクリーニング試験」でも、まったく問題が出なかったことで証明されています。

また、上述の “マウスでのLD50*1 3,000mg/Kg” という数値は、固体の塩についてですので、これを液体である「こいくち醤油(一般的な塩分濃度16%・比重1.2)」に換算すると、マウスでの LD50*1 15.625mL/Kgとなります。

この数値から、アグリボEXは “こいくち醤油よりも急性毒性が低い” ということがわかっていただけると思います。

*1

LD50 (50% Lethal Dose) とは、
「ある物質をある状態の動物に与えた場合、その半数が死に至る量」のことで、半数致死量ともいわれます。

*2

この試験は、“OECD guidelines for the Testing of Chemicals 401(1987)” に準拠して行なわれています。

それには、“検体が水溶液の場合の投与量は体重1Kg当たり20mLを超えるべきではない” とされており、その量を検体に投与し異常および死亡例が認められなかった場合は、“LD50は上限の20mL/Kg以上” とされます。

③ 残留性に関するもの

残留性とは、薬剤の成分が作物や環境中に長期間に残ってしまう状況のことをさします。

アグリボEXの原材料のうち、塩化カリウムは土壌に吸着されやすい性質を持っていますので、速やかに植物の栄養素として吸収・利用されます。一方、酵母菌内容物とクエン酸は、微生物によって極めて分解されやすいので、その分解能力を上回ってしまうほど大量に環境中に残留するといったようなことは一般的な使用条件下においては考えにくいです*3

また、“毒性に関するもの” でも触れましたが、毒性の高い物質は含まれておりませんので、作物残留性に関しても、まったく問題となるようなことはありません。

*3

ただし、他の一般薬剤と同様、不用意に環境中に放出されることのないよう注意してください。
万が一、高濃度で長時間水系に留まったような場合、一時的に微生物が急激に繁殖して悪臭を放ったり、微生物によって水中の酸素濃度が低下してミジンコや魚介類に影響を与えるという可能性は考えられるからです。

このように、アグリボEXは、用法・用量を守って正しく使用していただければ、問題の発生する要因は、ほとんど考えらない極めて安全性の高い資材です。

また製品の製造も、日本国内の自社工場クリーンルーム内に造られているアグリボEX専用の特殊なプラントで、厳格な管理のもと製造されています。

安心の証

マウスを用いた急性経口毒性試験と、コイに対する急性毒性スクリーニング試験を第三者機関で実施しています。

急性経口毒性試験

魚毒性試験

ご希望の方には、コピーを差し上げております。

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